TRASHの特長をご紹介します。

画像提供:株式会社スペースエクスプレス様/エム・エム・ティ様

 

熱源・動力不要!

世の中には、さまざまな生ごみ処理の機械が存在します。

業務用、家庭用ともに、電気やガスで生ごみを乾燥させ、炭化し、また機械の力で高速コンポスト化(堆肥化)をするものもあります。

 

TRASHは電気やガスなどの熱源・動力を必要としません。

土の中に埋め込んだTRASHの中に、ただ生ごみを投入するだけで、土中の微生物が分解、減容してくれるというしくみです。 

 

生ごみをただ土に還すという、シンプルな方法です。

 

いつでも投入可能! 水切りも不要!

スイッチのON/OFFがないので、いつでも生ごみを投入できます。

機械処理ではないので、「さっき入れた分がまだ終わってないから、次の分はまだ入れられない」ということがありません。 

 

年末年始やお盆の時期など、自治体のごみ収集車回収業者さんがお休みの日でも、TRASHならいつでも使うことができます。 

 

コンポスト(堆肥化)容器のような難しい水分管理は、必要ありません。

生ごみをそのまま投入するだけなので、手間がかかりません。

 

配線、排気、配管も不要!

機械仕掛けではないので、配線をどうするかの心配は要りません。

微生物が生ごみを分解する過程でメタンガスが発生しますが、排気が必要になるほどではありません。

圧搾や水分分離の過程がないため、排水のための配管も必要ありません。

湧水地盤ではない場所を掘って、砂利を敷いてTRASHを埋め込み、あとはただ、生ごみを投入するだけです。

 

悪臭や害虫・害獣の心配もなし!

生ごみ処理の一番単純な方法は、土を掘って埋める方法でしょう。

穴を掘って生ごみを投入し、上からしっかり土をかぶせれば、微生物が生ごみを分解してくれます。

 

ただ、この方法の場合、1回ごとに穴を掘らなくてはなりません。

そして、穴を掘るたびに出る残土の処理にコストや手間がかかります。

 

また、前に埋めた場所を覚えておかないと、まだしっかりと分解されていない段階で掘り返してしまうこともあります。

 

さらに、土をしっかりかぶせていなかったり、分解が不完全な段階で掘り返してしまったりすると、腐敗臭が出たり、虫やネズミが寄ってくる原因にもなります。

 

機械を使わない生ごみ処理の方法としては、コンポスト(堆肥)容器があります。しかしこれも、水分や温度の管理に失敗すると、悪臭を放ち、虫が寄ってくる原因になります。

 

TRASHは、一度土の中に設置してしまえば、毎回穴を掘る必要はありません。地表面から約2.6mの深さまでの土圧に耐える特殊加工樹脂が、生ごみを収容する空間を確保してくれます。

 

蓋を閉めて密閉状態にすれば、あとは悪臭抑制効果のある分解促進剤「オールOK」の働きで、臭いが漏れ出ることもほとんどありません。

カバー部分は、特殊加工の強化プラスチック製で、ネズミが寄ってくることもありません。

 

光熱費なし、維持管理費は低廉!

電気やガスなどの燃料を使わないので、光熱費がかかりません。

機械仕掛けではないので、故障するということがなく、修理や消耗部材の交換といったメンテナンス費用もかかりません。

生ごみと一緒に投入する分解促進剤(微生物製剤)「オールOK」は、月に4,000円程度しかかかりません。

 

同規模の処理能力を持つ生ごみ処理機の場合、初期導入コストも高く、電気代も月に1万円以上かかるものがほとんどです。

コスト的にもTRASHが断然有利です。

 

耐久性抜群!

機械ではないので、基本的に故障ということがありません。

特殊加工の強化プラスチック製で、耐久性に優れています。

既に15年を超える使用実績があります。

 

地球温暖化防止に貢献!

生ごみの90%近くは、水分です。

これを「燃えるごみ」として焼却処理するのは、「水を燃やすのと同じ」と言われるほど非効率です。そのため、多くの焼却施設では、燃え易いように重油などを使用しています。

また、「燃えるごみ」を自治体が収集車で回収し焼却施設に運ぶのにも、燃料を使います。

 

TRASHは、生ごみを、発生した場所の近くで、土に還します。化石燃料を使って生ごみを回収・運搬、焼却する分を減らして、温室効果ガスの発生抑制にも寄与します。